キム・ソン国連駐在朝鮮常任代表が談話発表
【平壌10月30日発朝鮮中央通信】キム・ソン国連駐在朝鮮常任代表は29日、次のような談話を発表した。
国連を正義と公平が実現した真の多国間主義の中心に改革すべきだという国際社会の一致した志向と要求にもかかわらず、これに逆行する行為が依然として強行されている。
先日、第81回国連総会第3委員会で行われた朝鮮人権状況「特別報告者」報告書の討議の際、「特別報告者」と韓国、日本をはじめとする反共和国敵対勢力はわが国家の真の人権保障政策と実状を悪辣に冒涜、中傷する重大な政治的挑発行為を働いた。
私は、神聖な国連の舞台で主権国家の尊厳と自主権を侵害する悪意的な慣行がまたもや繰り返されたことについて極度の軽蔑を表し、最も強い言葉で糾弾、排撃する。
平和と発展、人権を中核的柱とする国連がこんにち、80年史上最悪の信頼危機、構造的危機に直面したのは、国連の機構と職制を自分らの不純な政治的目的の実現に乱用している特定勢力の強権と専横が黙認されているところに、その主な原因がある。
20年以上も、米国とその追随勢力の反共和国敵視の道具として存続してきた朝鮮人権状況「特別報告者」制度がその代表的な例である。
朝鮮人権状況「特別報告者」について言うなら、時を構わずわれわれの不変の敵対国である韓国を訪れ、人間のくずとぐるになって反共和国対決の「特等功臣」として猛活躍してきた政治的ペテン師であり、彼にいかなる理性的な思考や公正な判断を期待できないことはあまりにも明白である。
地球上のどの国を問わず、社会の紀綱を確立し、法機関の機能と役割を強めるのは社会的安定を保障し、人権を保証するための必須の工程と見なされている。
「特別報告者」が最も初歩的かつ普遍的な国家管理の合法則的過程にさえ意図的に背を向け、わが国家の規律強化と法執行機関の役割向上の政策を悪辣(あくらつ)に中傷したのは、われわれに対する彼の病的な拒否感と体質化した敵対的視覚を改めて確認させている。
特に、世界的な保健医療危機の期間、科学的かつ先制的な非常防疫措置によって人民の生命権を最高の水準で守り抜いたわが国家の措置を「生命権に対する侵害」に罵倒した「特別報告者」のヒステリックな醜態は、極悪な対決狂としてのその正体を如実に実証している。
こんにち、生命権に対する最も重大な脅威は、排他的な覇権野望を実現するために他国の主権と領土保全をためらうことなく侵害、蹂躙する米国とその追随勢力の戦争行為によって生じている。
「力はすなわち正義」というジャングルのおきてに従って国家主権が公然と侵害され、教育と医療施設、スポーツ施設まで先端武力装備の標的となっており、民間人を対象とした特大型反人倫殺りく戦が日常茶飯事となっている。
力が弱ければ侵略と戦争のいけにえとなって主権と領土を強奪され、人権さえ無残に蹂躙(じゅうりん)されなければならないこんにちの残酷な現実は、強力かつ威力ある自衛的抑止力に基づいて国の安全を頼もしく守り、人民に最上の人権を保障するわが国家の人権保障政策の正当性と生命力をはっきり直観させている。
朝鮮人権状況「特別報告者」をはじめとする有象無象が敵対勢力の注文による人権謀略茶番劇を数百、数千回演じるとしても変わるのは何もなく、いかなる怪説や悪態をもってしても人民が全ての主人となったわが国家の真の人権保障の実状を絶対に覆い隠せない。
国権を抜きにした人権は机上の空論に過ぎず、われわれにとって人権は絶対不可侵の聖域である。
われわれは、全ての朝鮮人民が選択した人民大衆中心の朝鮮式社会主義制度をどうにかしようとはかない夢を見ている連中の悪辣な反共和国「人権」謀略策動をいささかも許さず、国家の尊厳と人民の権益を責任を持って守り抜くであろう。---