太平洋に情勢激化の荒波を起こす戦争リハーサル「リムパック」 朝鮮中央通信社論評
【平壌7月17日発朝鮮中央通信】米国をはじめとして6月24日から始まった世界最大規模の多国籍海上連合訓練である「リムパック」が高潮に達し、太平洋に情勢激化の荒波を起こしている。
今月31日までハワイと太平洋上の広大な海域で強行される訓練には、30余隻の各種水上艦船と5隻の潜水艦、200余機の戦闘機、3万人の兵力が参加している。
米国は今回の訓練について、「自由で開かれたインド太平洋」のために同盟国の共同勢力を強化する「特別な訓練の機会」であるとその意味を付与した。
これは、「リムパック」が単に仮想の敵を対象として行われる慣例的な訓練ではなく、アジア太平洋戦略の実現に主な障害となる地域の国々を目標として米国とその追随勢力が特別に繰り広げる戦争リハーサルであることを露骨に公言したも同然である。
訓練の参加国とその規模だけを見ても、それがよく分かる。
今回の訓練に初めて韓国かいらいが主力として参加し、日本とドイツ、イタリアのような過去の敗戦国が全て出動するなど、その規模は30カ国で歴代最大を記録している。
反朝鮮対決策動に前例なく狂奔する韓国かいらい好戦狂と軍事大国化の道へ疾走する戦犯国である日本との軍事的結託が日を追って露骨になり、韓日とNATOとの軍事的共助強化の動きがはなはだしくなっているのとタイミングを合わせて行われている戦争演習は決して、看過できる問題ではない。
今回の訓練の内容や形式も同じである。
米国と韓国、日本が「ウルチ・フリーダム・シールド」「フリーダム・エッジ」のような侵略戦争演習で熟達を重ねてきた先制攻撃の要素が、地上訓練、上陸訓練など、連続工程となっている「リムパック」の全過程に広範囲に導入、実施されている。
同時に、現代戦の経験を反映して人工知能(AI)技術の導入と無人および有人兵器システムの統合運用を訓練の核心分野に掲げて強行されている。
特に、米韓の海兵隊が「リムパック」の一環として米海軍の強襲揚陸艦「エセックス」で「敵の背後浸透」を想定した連合空中強襲機動訓練をヒステリックに行ったのは、多くのことを示唆している。
注目されるのは、米海軍の原子力空母「セオドア・ルーズベルト」が訓練の主役として登場し、戦争の下手人と連合作戦を展開しながら戦争熱を鼓吹していることである。
これによって今、太平洋はその名とは無関係に火薬の匂いが漂う戦場と化した。
諸般の事実は、世界の平和と安全の根幹が果たしてどんな勢力によって揺れているのかを示しており、これは遠からず朝鮮半島と地域で好ましくない事態が生じかねないことを予告している。
この世で最も横暴非道なならず者を主謀者とし、地域の手先はもちろん、大洋向こうの招かざる客までぐるになって門前で大規模の戦争演習を繰り広げていることを家主が絶対に袖手傍観しないということはあまりにも明白である。
国際的ならず者らの無分別な妄動は、それを断固と抑止、管理するための地域諸国の連鎖的な比例性対応措置を招くことになっている。
あらゆる敵対勢力の軍事的挑戦と脅威から国家の主権と安全利益、地域の平和と安定を守るための当該の国々の戦争抑止力強化は、誰も阻めない自主的権利である。
もう一度強調するが、地域での予測不可能な情勢激化の全責任は米国とその追随勢力にある。---