戦争の時刻を早めることはすなわち、NATO破滅の時刻を短縮することである 朝鮮中央通信社論評
【平壌8月1日発朝鮮中央通信】NATO(北大西洋条約機構)が戦争準備策動にヒステリックに執着しているので、国際社会が鋭く注視している。
先日、NATOは冷戦時代の軍事燃料輸送システムの改編を承認した。
いわゆる「NATO燃料供給網力量計画」と呼ばれるこの改編案に従って冷戦時代に構築された総延長距離約1万キロに及ぶ西欧の既存のNATO燃料供給網を東欧と北欧の新しい加盟国とつなげるようになり、そのために送油管の新設と近代化からエネルギー貯蔵施設の建設に至るまで膨大な事業が行われるという。
もともとは莫大な費用の問題のため、加盟国の間で意見がまちまちであったがついに決着がついた事実は、NATOが戦争遂行のための戦略予備物資の確保に命がけで取り組んでいることを示している。
特に、NATO内部から「より強いNATOは送油管から出る」という豪語まで吐かれたのは、NATOがより一層侵略的な軍事ブロックに化していることに対する生きた証拠である。
このような野心的な計画を策定した理由について外信は「ロシアとの潜在的な戦争に備えるためのもの」と評したが、単にそれだけの問題ではない。
「欧州とアジア太平洋の安全保障の不可分」をずっと唱えてきたNATOは近年、アジア太平洋地域に加盟国の戦略資産まで頻繁に送り込んで軍事的存在感を誇示しており、われわれの敵対国と共謀して朝鮮半島周辺地域で冒険的な戦争リハーサルを時を構わず繰り広げている。
ハワイと太平洋上の広い海域で強行された世界最大規模の多国籍海上連合訓練である「リムパック」に欧州の過去の敗戦国であるドイツとイタリアをはじめNATO加盟国が大挙して参加したことは、NATOが終始アジア太平洋地域を戦争の視野から逃していないことをはっきり物語っている。
このようなNATOが大々的な軍事力増強と共に、戦略予備物資の確保まで並行して進めている厳しい現実は、多くのことを示唆している。
一言で燃油をはじめとする戦争物資を十分に備蓄して世界の任意の所で任意の瞬間に戦争を引き起こすというのがまさにNATOが抱いている邪悪な下心である。
NATOが軍事ブロックとして発足してから数十年が流れたが、今のように戦争準備策動を露骨に強行するのは前例のないことである。
それだけ戦争ブロックとしてのNATOの重大な実体が一層浮き彫りにされているのである。
正義と平和を志向する公正な国際社会は戦争へと疾走するNATOの危険極まりない挑戦的な行為を絶対に許さないであろうし、断固たる反撃を加えるであろう。
戦争の時刻を早めることはすなわち、NATO破滅の時刻を短縮することである。---