特異な自然洞窟を発掘 咸鏡南道高原郡イリョン里で

【平壌5月6日発朝鮮中央通信】最近、咸鏡南道高原郡イリョン里で特異な自然洞窟が発掘された。

イリョン里機関所在地から7.4キロ程度離れた山腹に位置した洞窟は、石灰岩地帯で地下水の作用を受けて形成されたカルスト洞窟で、基本洞窟の長さは240余メートルであり、4つの短い横穴と3つの縦穴からなっている。

洞窟は、5つの区画に多様な形と大きさの黄色と白色、黒色の石筍と石のつららが集中的に形成され、特異な景観を成す。

民族遺産保護局と金日成総合大学、金策工業総合大学、国家科学院の活動家と教員、研究士が共同で洞窟に対する調査および発掘を行った結果、この洞窟が天然記念物に登録された咸鏡南道高原郡の楽泉洞窟や耀徳郡のチョンリョン洞窟に比べて観賞的および学術的価値がより大きいと評価された。

「イリョン洞窟」と命名したこの洞窟は、国家指定天然記念物第256号に登録された。---

www.kcna.kp (2025.05.06.)