朝鮮労働党総書記で朝鮮民主主義人民共和国国務委員長である金正恩同志が中国共産党中央委員会総書記で中華人民共和国国家主席である習近平同志と会談

【平壌9月5日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党総書記で朝鮮民主主義人民共和国国務委員長である敬愛する金正恩同志が9月4日午後、人民大会堂で中国共産党中央委員会総書記で中華人民共和国国家主席である習近平同志と会談した。

習近平総書記が金正恩総書記を温かく迎えた。

金正恩総書記は、習近平総書記と温かくあいさつを交わし、朝中両国の国旗を背景にして記念写真を撮った。

金正恩総書記は、中国の党と政府、人民が朝鮮民主主義人民共和国代表団を誠意を尽くして格別に歓待してくれたことに謝意を表し、中国人民抗日戦争と世界反ファシズム戦争勝利80周年記念行事を大政治祭典として立派で盛大に行ったことを祝い、この契機を通じて世界の平和を守ろうとする中国の確固たる決心を見せ、中国の重要な国際的地位と影響力をはっきり示したと述べた。

習近平総書記は、中国の党と政府、中国人民を代表して金正恩同志の中華人民共和国訪問をもう一度熱烈に歓迎するとし、金正恩同志が中国人民抗日戦争と世界反ファシズム戦争勝利80周年記念行事に参加したのは第2次世界大戦勝利の結果をしっかり守ろうとする朝鮮側の確固たる意志を示し、中朝の両党、両国の友好・協力関係をより一層発展させる重要な契機になったと述べた。

習近平総書記は、中朝は運命を共にし、互いに助け合う立派な隣であり、立派な友であり、立派な同志であるとし、中国の党と政府は伝統的な中朝友好を高度に重視しており、中朝関係を立派に守り、立派に強固にし、立派に発展させる用意があると述べた。

また、国際情勢がいかに変わってもこの立場は変わらないであろうとし、中国側はこれまでと同様、今後も朝鮮が自国の実情に合う発展の道を歩み、朝鮮式社会主義偉業の新しい局面を絶えず開拓していくことを支持すると述べた。

金正恩総書記は、国際情勢がいかに変わろうと朝中間の友好の感情は変わらないし、朝中関係を絶えず深化・発展させるのは朝鮮労働党と朝鮮民主主義人民共和国政府の確固たる意志であると確言し、朝鮮は今後も国家の主権と領土保全、発展利益を守るための中国共産党と中華人民共和国政府の立場と努力を全面的に変わることなく支持・声援するであろうと述べた。

朝中最高指導者たちは席上、朝鮮民主主義人民共和国と中華人民共和国の高位級往来と戦略的意思疎通を強化していく問題に関連して虚心坦懐に意見を交換し、対外関係分野において両国の党と政府が堅持している自主的な政策的立場について互いに通報した。

また、国際および地域問題で戦略的協力を強化し、共通の利益を守ることに言及した。

会談は、温かくて友好的な雰囲気の中で行われた。

同日夕、習近平総書記は金正恩総書記のための宴会を催した。---

www.kcna.kp (2025.09.05.)