前線視察の道で示した構想

偉大な指導者金正日国防委員長は1998年5月のある日、前線視察の道を歩み続ける途中、江原道昌道郡大白里の田に着いた。

車から降りた随行員たちは、金正日国防委員長が軍事作戦に関連する教えを与えるのではないかという予感をもって国防委員長に駆けつけた。

当時、敵の新たな戦争挑発策動によって最前線一帯には一触即発の超緊張状態が生じていた。

ところが、金正日国防委員長は自身が前々から考えていたが江原道の耕地を大胆に整理しなければならないと述べるのであった。

全国が困難をなめていた時期であるのであるものよりないものが多い時であるから、幹部たちは驚かざるを得なかった。

金正日国防委員長は、あちこちに散在しているちっぽけな田を指しながら、人民軍軍人と人民が総動員されて江原道の耕地を整理しなければならないと述べた。

そして、江原道の耕地を整理すれば多くの農地を得ることができ、農業生産を画期的に増やすことができる、江原道耕地整理は自身がすでに考えてきた問題であり、確固たる決心である、今や耕地を整理すべき時になったと力強く宣言した。

このように、金正日国防委員長は党中央委員会の執務室でもなく、大きな会議場でもない前線視察の道で大規模の耕地整理の雄大な構想を示した。---

www.kcna.kp (2025.06.03.)