2012年9月のある日であった。
幹部たちと席を共にした敬愛する金正恩総書記は、国の全般事業に関連する貴重な教示を与えていて、芝植えを重要な話題にあげた。
金正恩総書記は幹部たちに、芝を植える時、ただ雑草を取り除き、芝の種をまくような方式で行ってはならないと強調し、自らその栽培方法についていちいち具体的に教えた。
やがて総書記は、何事でも手間をかけなければうまく行かないとし、自分はなんとしてもわが国によい芝を多く植えようと芝生の畑をつくっておき、植木鉢に草花を植えて培うように芝を育てながらいろいろと実験していることについて述べた。
瞬間、幹部たちは形容しがたい感動に駆られた。
金正恩総書記が今まで教えた芝の栽培方法は本に記されたものではなく、総書記が直接芝を植えて培う過程に体得した経験であり、コツであったのである。
誰もが平凡に見ていた芝にもこの地をより青く、より美しく整えようとする金正恩総書記の愛国の世界と高潔な真情が胸熱くこもっている。---