敬愛する金正恩総書記がロシア連邦の安全保障会議書記と会見

【平壌6月5日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党総書記で朝鮮民主主義人民共和国国務委員長である敬愛する金正恩同志が6月4日、朝鮮労働党中央委員会の本部庁舎で、ロシア連邦のウラジーミル・V・プーチン大統領の委任によってロシア連邦安全保障会議代表団を率いて訪朝したセルゲイ書記と会見した。

金正恩総書記は、70余日ぶりに再び平壌を訪れたセルゲイ・ショイグ書記を温かく迎え、友好的かつ信頼的な談話を交わした。

敬愛する金正恩同志に送るロシア連邦大統領であるウラジーミル・V・プーチン同志の親しいあいさつをショイグ同志が丁重に伝えた。

金正恩総書記は、それに深い謝意を表し、尊敬するウラジーミル・V・プーチン同志に送る同志的あいさつを託した。

ショイグ書記は、クルスク地域解放作戦に参戦してロシア軍人と肩を組んで同じ塹壕で戦い、ロシア領土の貴重な一部分を自分の祖国のように守った朝鮮人民の優れた息子たちが発揮した無比の英雄主義と犠牲的精神に対するロシア指導部の特別感謝を伝えた。

金正恩総書記は、それに謝意を表した。

席上、朝ロ両国間の特殊かつ強固な包括的戦略パートナーシップをさらにしっかり発展させて共通の核心利益を守るための一連の重要問題、さまざまな分野における相互協力事項が深く討議され、ウクライナ事態をめぐる情勢の発展と国際および地域情勢に関する両国指導部の見解と意見が幅広く交換され、完全一致の立場を確認した。

金正恩総書記は、朝鮮民主主義人民共和国政府は今後も、ウクライナ問題をはじめ全ての深刻な国際政治問題においてロシアの立場と対外政策を無条件に支持するであろうし、朝ロ国家間条約の各条項を責任を持って順守するであろうと確言した。

金正恩総書記は、ロシアが今後も国家主権と領土保全、安全利益を守るための正義の聖業において必ず勝利するものとの期待と確信を披歴した。

談話では、朝ロ関係を両国の国益と人民の福利に全的に合致し、真の国際正義の実現に寄与する強固かつ全面的な戦略パートナーシップに引き続き力強く拡大・発展させようとする両国指導部の意志が表明された。

金正恩総書記は、ロシア人民の前途にいつも勝利と繁栄、幸福があることを祈願するとし、尊敬するロシア連邦大統領のウラジーミル・V・プーチン同志とロシアの政府、軍隊と人民に温かい祝福を送った。---

www.kcna.kp (2025.06.05.)