70メートルが170メートルに

1980年7月のある日、チュチェ思想塔の建設を発起した偉大な指導者金正日国防委員長は、現地で直接塔の位置と高さの見当をつけるために平壌の金日成広場を訪れた。

広場で向こうに見えるチュチェ思想塔建設現場の上空には塔の実際の高さと全く同じく気球が浮かんでいた。

長らく建設現場の方を眺めていた金正日国防委員長は、烽火の高さほど塔をもっと高め、その上に烽火をのせてこそいいようだと述べた。

幹部たちは、驚かざるを得なかった。

もともと塔の高さは70メートルに予見されていた。

そのようになっていたのを金正日国防委員長の意に従って150メートルに計画した。

広場の幹部壇に立って再び気球の目当てをつけていた金正日国防委員長は、塔を20メートルほどもっと高めてこそ塔の様子を正しく備えることができると教えた。

建設中である人民大学習堂の急な階段を踏んで展望台に上がった金正日国防委員長は、気球が平壌市のどこで見え、山と建物によって見えない所はないのかも確かめてからとうとう塔の高さを170メートルにするという最終的な結論を下した。

こうして、チュチェ思想塔は首都平壌の大同江のほとりに世界最大の石塔としてそびえるようになった。---

www.kcna.kp (2025.07.13.)