深く植えつけた祖国愛

金正日国防委員長はチュチェ79(1990)年4月のある日、木を植えようと平壌の万景台学生少年宮殿公園へ出向いた。

活動家たちは、前もって掘った穴に苗木も入れておき、細かい土もうず高く集めておいた。

現場に準備しておいたそれら全てのものを見た国防委員長は、木はこのように植えてはならない、木はもともと自分が穴を掘りながら植えてこそやり甲斐も感じ、意義があると述べ、以前に金日成主席と共に綾羅島へ出向いて木を植える時には直接穴を掘って苗木をもっこで運んで植えたと語った。

続いて、植樹が始まった。

時間がだいぶ経つとあわてて速く植えることにのみ神経を使う活動家たちに国防委員長は、木は一株を植えても活着するように真心こめて植えなければならないと述べ、自ら木の方向も正し、木を植える方法についてもいちいち教えた。

いつの間にか植樹が終わるようになると、国防委員長は満足した表情で周囲を見回しながら、主席が自ら紋繍峰と綾羅島に木を植えたのは祖国の山河を青々として暮らしよい楽園に整える上でわれわれに示したよい模範である、主席の模範を見習って毎年、全党、全国、全軍が動員されて木を多く植えるようにすべきであると述べた。

祖国の山河に対する限りない愛を抱いて金正日国防委員長が植樹の崇高な模範を示したこの日は、千万の人民の胸の中に熱烈な祖国愛がより深く、よりしっかり根を下ろすようにした忘れられない日であった。---

www.kcna.kp (チュチェ112.11.22.)