忘れられない12月とともに伝わる物語
【平壌12月17日発朝鮮中央通信】
ある所を発つ前に、道の幹部を野戦列車に呼んだ
意外の愛に接した幹部は、すっとその綿入れを受けられなかった。
彼の気持ちを察した国防委員長は微笑を浮かべて、さあ着てみろよ、君の体に合うかどうか私が見なければならないじゃないかと述べて重ねて催促した。
その綿入れは、国防委員長がその幹部に着せるために平壌から裁断師を急に呼び付けて作るようにしたものであった。
国防委員長は、綿入れを着て立っている彼を見つめながら丈と身幅を見計らい、ぴったり合う、その服を着て絶対に倒れないようにしなさいと強調した。
そして、忙しくても食事を欠かさず必ず食べ、健康管理もよくしなさいと言い聞かせた。
しばらくして、幹部は国防委員長に別れのあいさつをして列車から降りた。
ところが、ある人が急いで走ってきて、国防委員長が綿入れの中に付けたらもっと温かいだろうと述べて送ったものだと言って、きちんと包装した保温用の毛を与えるのであった。
不便な体でありながらも、人民のための現地指導の道を休みなく歩み続ける
www.kcna.kp (2024.12.17.)