発電所建設展望図に表示された一つの池を見て

金正日国防委員長は、チュチェ88(1999)年9月のある日、城川江第22号発電所(咸鏡南道)を訪れた。

同日、数十の低落差発電所が描かれた展望図に関する解説を受けた国防委員長は活動家たちに、展望図に青い色で表示された貯水池のようなものを指して、それが何かと尋ねた。

ある活動家が新興養魚場であると申し上げると国防委員長は、新興養魚場は自分が数回にわたって行ってみた所である、ところでなぜ養魚場については今日、一言も言わなかったのか、養魚場なら全て見て回りたいのが自分の気持ちであると述べ、活動家たちにいくら忙しくても人民のためのことなら時間をささげなければならないと語った。

こうして新興養魚場を訪れた国防委員長は、養魚の実態を具体的に確かめた。

そして、淡水魚をより多く飼って人民に食べさせたいのが自分の気持ちであると述べ、養魚場の管理・運営における問題を解決してやる恩情を施した。

このように、金正日国防委員長は発電所建設展望図に表示された一つの小さな池を見ても、人民に与えられる魚を先に考えたのである。---

www.kcna.kp (2024.09.05.)