【平壌12月21日発朝鮮中央通信】人民大衆第一主義の旗印を高く掲げて朝鮮革命を百戦百勝の道へ導く朝鮮労働党の卓越した思想と老熟した指導力によって、国家興隆の新時代を象徴する変革的創造物が全国の津々浦々で多連発的に打ち建てられている中、地方人民の物質・文化生活を飛躍的に向上させるためのわが党の「地方発展20×10政策」の初年の課題が立派に完結し、全国の20の市・郡に数十の近代的な地方工業工場が建設された。
朝鮮労働党中央委員会第8期第19回政治局拡大会議の決定と朝鮮労働党中央軍事委員会委員長の命令を受けて総決起した建設連隊の全ての将兵は、革命軍隊特有の無条件的な実行精神と頑強な実践力を発揮して、地方工業革命が開始されてからわずか290余日ぶりに地域的特性に合致し、生産のオートメ化、科学化が高い水準で実現した朝鮮式の近代的な地方工業工場を建設する赫々たる勲功を立てた。
チュチェ革命の聖なる発展道程に特記すべき10年創造大戦の貴い初の実体が誕生したのは、人民の福祉増進と理想実現を党と国家の最高活動原則とする敬愛する金正恩総書記の崇高な以民為天、為民献身の革命指導がもたらした誇らしい結実であり、地方が変わり、興る壮大な激動の年代が目前の現実として到来したことを実証する鼓舞的な出来事である。
12月20日、「地方発展20×10政策」成川郡地方工業工場の竣工(しゅんこう)式が盛大に行われた。
竣工式場は、10年革命の開始を告げる歴史的な着工式を行った栄光の場所に興隆・繁栄の財産を打ち建てた軍人建設者の限りない誇りと自負、党の恩情の下で地方変革の新しい文明、新しい生活を享受するようになった成川郡の勤労者の感激と歓喜によって限りなく沸き立っていた。
朝鮮労働党総書記で朝鮮民主主義人民共和国国務委員長である敬愛する金正恩同志が、竣工式に出席した。
歓迎曲が響く中、金正恩総書記が竣工式場に到着すると、全ての参加者は祖国の隆盛・繁栄と人民の福祉増進を畢生の使命とし、昼夜を分かたぬ限りない労苦を費やしながら祖国の地に世紀的な地方中興の新時代、全面的国家発展の目覚ましい全盛期を開いていく革命の傑出した領袖、偉大な人民の指導者を仰いで最大の敬意を表した。
朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会の委員らをはじめとする党中央指導機関のメンバーと各級地方発展20×10非常設推進委員会のメンバー、平安南道と成川郡内の幹部、勤労者、建設に動員された人民軍軍人が竣工式に参加した。
朝鮮民主主義人民共和国の国歌が荘重に奏楽された。
敬愛する金正恩総書記が成川郡地方工業工場の竣工に関連する重要演説を行った。
金正恩総書記は、わが党の10年革命の開始を宣言した歴史的な場所で10カ月ぶりにその初の結実をもって竣工儀式を行うのはわれわれの事業の真意と前途を確認する意義深いことであるとし、10年革命の始発であると同時にその成敗を推し測る縮図とも言える今年に全国の各地域に新しい実体を打ち建てることで、人々に地方が変わるという確固たる認識を与え、地方発展政策を多角的で豊かな経験に基づいてより科学的で正確に推進することのできる原動力を確保したことについて誇り高く言明した。
金正恩総書記は、過ぎ去った時代の地方工業政策と農村革命綱領が、全ての地域の人民生活と国の農業を全般的にもり立てようとする意図に反して当然の実を結べなかった原因と、農村問題の最終的解決のために早急に正さなければならない重要問題について全面的かつ冷徹な分析と評価を下した。
金正恩総書記は、年が経つたびに20の市・郡が変わる偉大な年代は確実に無条件に引き継がれなければならず、可視的な成果よりも教訓と展望をもっと重視しながら前進の歩幅をより大きく、正確に踏み出すべきであると強調し、地方発展政策実行の新年度の建設事業を革命的に推し進めるための原則的問題と綱領的課題を明示した。
金正恩総書記は、わが党は歴史的な新時代の地方発展政策と農村革命綱領を100年後にも人民がおかげを被るようにさらに拡大、深化させるであろうし、地方の一つでももっと立派に改造することにより果敢に取り組むであろうとし、愛するわれわれの次世代、わが人民が様変わりした故郷の地、興る地方で文明・裕福な生を営むその日を早めるために勇敢に奮闘していこうと熱烈に呼びかけた。
偉大な党中央への熱烈な欽慕と絶対的な信頼の念がとどろく「万歳!」の歓呼の声に上がる中、金正恩総書記が自ら竣工テープを切った。
新時代の地方発展史に誇らしい初のページを記す不滅のシーンが繰り広げられた竣工式場に慶祝の花火が打ち上げられ、数多くのゴム風船が飛び上がって成川郡の空を美しく飾った。
全ての参加者は、人民大衆第一主義をわが党の永遠不滅の政治理念、確固たる政治方式とし、全国の人民の永遠なる平安と無窮の幸福のために限りなく献身し、労苦を重ねる社会主義大家庭の偉大な慈父を感激にひたって仰ぎ、感謝のあいさつをささげた。
金正恩総書記は竣工式の参加者と共に成川郡地方工業工場を見て回った。
金正恩総書記は、食用油生産室、醤油・味噌生産室、栗ジャム生産室、パン生産室、飲料生産室、石けん生産室、木材加工作業班をはじめとする食品工場と日用品工場の多くの生産工程を見て回りながら、試験的に生産している製品の品目と質的水準を具体的に確かめた。
金正恩総書記は、地方工業工場では製品の質を高めることに優先的な力を入れなければならないとし、近代的に整えた生産工程を最大限活用して人気製品、地元固有の特色が生かされる名商品を多く生産しなければならず、それに対する評価は郡内の住民がするようになるであろうと述べた。
金正恩総書記は、新しく建設された地方工業工場で生産活動と質の保障、技能工養成など経営過程に持ち上がる問題に関連して経験を交換し合い、互いに学び、競争的に発展する気風を助長・拡大していくことについて述べた。
金正恩総書記は、近代的な地方工業工場の運営において基本は生産の正常化と質の向上であると重ねて強調し、郡党委員会はこの二つの問題を重要な政策的課題、党委員会あげての事業としてとらえて月別に強く総括し、対策を立てて、党が示した地方発展政策が地方人民の物質・文化生活の向上に真に寄与し、地方発展の効率性を画期的に高める政策に確固と転換されるようにすべきであると述べた。
金正恩総書記は、原料、資材、設備の国産化の比重を高める問題、製品検査システムを厳格に確立する問題、生産工程の近代化水準を絶えず向上させる問題、製品包装において利便性と実利性を徹底的に保障する問題など地方工業工場の経営活動と生産正常化のための綱領的な課題を示した。
金正恩総書記は、地方を強化して基礎を強固にし、その基盤の上により高い塔を築き上げようというのはわが党の国家建設戦略である、今建設している一つ一つの地方工業工場はわれわれの良心と理想、われわれの高い発奮力と闘志、これら全てのものがそのまま反映されている縮図であると言えるとし、建設連隊の全ての将兵が地方振興のための10年闘争目標の初の突破口を勢いよく開いたその気勢、その気概で、来年にも祖国と人民のための変革の開拓者、幸福の守護者としての栄誉ある本領を引き続き立派に遂行していくものとの確信を表明した。
党中央指導機関のメンバーをはじめとする竣工式の参加者たちは、食品工場、日用品工場、衣類工場の革命事績室、沿革紹介室と多くの生産室を見て回りながら、地方の画期的発展と全国の人民の物質・文化生活向上のために歩んできた敬愛する金正恩総書記の偉大な献身の道程を改めて胸深く刻み付け、党中央の遠大な地方発展構想を一意専心で忠実に実現していく決意を固めた。
偉大な党中央の精力的な指導の下で地方中興の初の創造物として立派に建設された成川郡地方工業工場の竣工は、チュチェ偉業の洋々たる前途とより文明・富強になるわれわれの未来を確信し、第8回党大会が示した全面的国家興隆の歴史的進軍を加速させている全国の人民の愛国闘争を非常に鼓舞・激励する意義深い契機となる。---
www.kcna.kp (2024.12.21.)