朝鮮国防省代弁人が談話発表

【平壌7月13日発朝鮮中央通信】朝鮮民主主義人民共和国国防省のスポークスマンが13日に発表した談話「わが軍隊は強力な核戦争抑止態勢で国家の安全を全面的に保証していくであろう」の全文は、次の通り。

11日、米国と韓国の執権者らがわが国家に反対する核対決企図を露骨にした「共同声明」なるものを発表した。

米韓軍部はワシントンNATO首脳会議を契機にいわゆる「朝鮮半島での核抑止および核作戦に関する指針」に署名することで、米国の核戦力と韓国の在来式武力の一体化を実現して朝鮮民主主義人民共和国を狙った核戦争準備を進めようとする腹黒い下心をさらけ出した。

朝鮮民主主義人民共和国国防省は、極めて刺激的で悪意的な修辞的および行動的挑発で地域の軍事的緊張水位を極点へ追い込む米国と韓国の無謀な挑発行為を強く糾弾、排撃する。

米国と韓国がまたもや遺憾なく見せた挑発的な態度は、地域の安保を危うくする根源である。

このような対決狂らに立ち向かわなければならないわれわれにとって、選択はただ一つにしかなり得ないとの結論に達するようになる。

日を追って攻撃的に、ヒステリックに進化しているわれわれの敵らの核威嚇とそれによって生じている地域の危うい安全環境は、朝鮮民主主義人民共和国の核抑止態勢をより向上させ、抑止力の構成に重要要素を追加することを切実に求めている。

われわれは、われわれがなすべきことを知っており、そのために必要な活動を続けていくであろう。

われわれは、敵対国がこれ以上の挑発的で不安定を招く危険な行動を中止することを厳重に警告する。

この警告を無視する場合、払うことになる代償は誰も想像しがたいであろう。---

www.kcna.kp (チュチェ113.7.13.)