【平壌4月14日発朝鮮中央通信】朝鮮民主主義人民共和国の朴泰成内閣総理(朝鮮労働党政治局常務委員)が、人民経済の各部門を視察した。
朴泰成総理は、金星トラクター工場と江西エンジン部品工場が先進的な科学技術を積極的に取り入れて製品の加工精度と質をより高め、各種の能率的な農業機械の開発・生産を力強く推し進めて農産作業の機械化の割合を持続的に高めることに関する党の意を明確な生産実績を持って貫徹すべきであると強調した。
また、送電線建設事業所を訪れて超高圧送電線建設のための鉄塔生産工程と設備の稼働実態などを具体的に確かめ、現存の生産能力を効率的に動員して今年に計画された課題を無条件遂行し、移動作業の多い単位の特性に即して従業員の生活に格別な関心を払うことに言及した。
平壌ベアリング工場で、活動家と労働者が第1四半期の人民経済計画を超過遂行した勢いを緩めず、増産運動をより力強く繰り広げ、工場の科学技術力を絶えず増大させて製品の実収率とベアリングの質をより高めなければならないと述べた。
国家設計総局を見て回りながら、党中央の崇高な意を体して設計手段を現代化し、進んだ設計方法を積極的に取り入れて建設の大繁栄期を象徴する新しくてユニークな建築設計をより多く創作し、設計員の実力向上と人材育成、設計の指導と審議システムを強化して強力な設計指導機関としての使命を円滑に遂行することについて指摘した。
黄海北道新渓郡銀店農場を訪れた総理は、表作の小麦と大麦の生育状態を具体的に確かめ、肥培管理を念入りに行って早生の穀物の生産から多収穫を収め、各級農業指導機関が中間・山間地帯の農業に力を入れることについて強調した。
また、新渓郡に新しく建てられた小麦加工工場の運営準備実態を確かめ、運輸手段の補強と従業員の技術・技能水準の向上をはじめ、一旦、操業した後に生産を正常化するための実務的対策を講じた。
現地での協議会では、農業機械の生産と超高圧送電線の建設に必要な連携生産品と資材の供給を先行させ、送電線建設者の生活条件保障のための活動システムを正しく立てる問題、ベアリング生産土台をより強化する問題、設計の審議を不断に改善する問題などが討議され、対策が立てられた。---
www.kcna.kp (2025.04.14.)