新時代の農村革命綱領がもたらした農業生産での大変革

【平壌7月20日発朝鮮中央通信】偉大な朝鮮労働党が開いた農村振興の新時代に、国の農業生産方向が転換される大変革が起こり、安定した持続的成長を保証する物質的・技術的土台が一層強化されている。

農業生産を増大させて国の食糧問題を完全に解決することを農村発展戦略の基本課題として示した党中央は、農作物の配置を変えて稲と小麦の栽培を進める重大な決断を下し、その実現のための闘いを導いて小麦・大麦大豊作の新しい歴史を開いた。

わが党が新時代の農村革命綱領で示した穀物生産構造を変えるための政策実行活動が全国的範囲で展開され、小麦の栽培に対する農業部門の活動家と勤労者の認識領域において改変が起こり、小麦の栽培量を成長させるための科学的な営農方法と経験、強固な土台が築かれ、小麦の栽培面積は毎年増え続けて今年だけでも昨年より3万ヘクタール余りも拡大された。

今年、小麦・大麦の取り入れが適期に締めくくられて国家穀物生産計画が超過完遂され、2021年の小麦収穫量の3倍以上の増収が予想されており、34の多収穫郡、664の多収穫農場が生まれたのをはじめ、数多くの多収穫作業班、多収穫分組、多収穫者が輩出した。

社会主義経済建設の主要攻略部門でもたらされた小麦・大麦の大豊作は、わが党の新たな農業政策の正当性と生命力に対するはっきりした証左であり、党中央の構想と決心はすなわち科学であり、実践であり、勝利であるという哲理を信念として受け止めて一心忠誠をもって実現するわが人民の革命的な創造気概、徹底した貫徹精神がもたらした立派な結実である。

敬愛する金正恩総書記は、最高人民会議第14期第5回会議で行った施政演説で、農作物の配置を大胆に変えて稲作と小麦・大麦栽培へと方向を転換する方針を示し、党中央委員会第8期第4回総会で新時代の農村革命綱領を宣明し、人民の食生活文化を白米の飯と小麦粉料理を中心に変えることについて明らかにした。

重要会議ごとにいつも小麦栽培の問題を討議し、小麦栽培面積と生産量を毎年増やし続けるよう必要な対策を取り、精力的に導いた偉大な慈父の指導があったので、全国的に小麦・大麦の栽培を拡大、発展させるための統一的な指揮と必要な営農物資供給システムが確立し、国の農業生産では新たな転換がもたらされた。

農業部門の活動家と勤労者の積極的な努力によってここ4年間、以前より2倍以上の多くの耕地が小麦畑に転換された。

小麦栽培面積が増えるにつれ、生産性を高めるための多収穫熱風が各地で強く巻き起こった。

各地の農村で国家的な1ヘクタール当たりの収量基準を突破するという大胆な目標を立て、優良品種の小麦種子の確保と地力改善、先進的な栽培方法の導入、穀物乾燥器の製作、災害性異常気象に対処するための対策が講じられた。

多収穫をあげるための科学技術的対策を立てるとともに、先進農業知識を末端の分組に至るまで普及、伝播するための科学的農業推進組の活動が強化され、科学的農業の熱気が一層高まった。

全国的に穀物生産構造と農法が変わり、小麦の栽培量が成長する中、多収穫単位が引き続き増えることで、わが国の社会主義農村建設の歴史に特記すべき変化がもたらされた。

ここ4年間、全国の農村で小麦の栽培を頑強に推し進めて満足な作柄をもたらす過程に、農業勤労者の胸には党の政策通りにすればいかなる穀物生産目標も全て達成することができるという自信と熱意が百倍になった。

農業部門の全ての活動家と勤労者は、収めた成果に満足せず、穀物生産において稲と小麦の圧倒的割合を保障すべきだという党政策の貫徹に一層奮発、邁進する忠誠と愛国の一念を抱いて、党が示した今年の穀物生産目標を達成するための闘いに拍車をかけている。---

www.kcna.kp (2025.07.20.)