金星トラクター工場の第2段階改修・近代化対象の竣工式

【平壌2月16日発朝鮮中央通信】金星トラクター工場(南浦市)の第2段階改修・近代化対象の竣工(しゅんこう)式が15日に行われた。

朝鮮民主主義人民共和国の朴泰成内閣総理、朝鮮労働党中央委員会の金徳訓書記と楊勝虎内閣副総理、朝鮮労働党南浦市委員会の李在南責任書記、市と工場の活動家、従業員、関係部門、改修工事に寄与した活動家と軍人建設者が竣工式に参加した。

朴泰成総理が、竣工の辞を述べた。

朴泰成総理は、第8回党大会が示した機械工業発展の雄大な戦略に従って成功裏に締めくくられた金星トラクター工場の改修・近代化工事は党中央委員会が農業機械工業部門に示した第1段階の課題を貫徹する上で達成した画期的な結実であり、チュチェ工業の活気に満ちた発展とともに一層加速化する農村振興の洋々たる前途を約束するはっきりした進展であると述べた。

また、敬愛する金正恩総書記がわれわれの経済の尽きない活力を誇示し、全国の農業勤労者と人民に鼓舞の力と信念をもり立てるこんにちの変革のために工場発展の雄大な構想を示し、その実行を精力的に導いてきたことに言及した。

そして、工場の労働者と科学者、技術者が近代的な設備に精通し、より高い目標を立てて狂いなく実践し、次の段階への質的飛躍を成し遂げていくべきであろうと強調した。

朴泰成総理は、栄えある朝鮮労働党創立80周年を迎える今年に農村機械化の実現と農村振興に実質的な変化をもたらすために、全面的に発展したわが国家の明るい未来を早めるために引き続き積極的に奮闘していこうと呼び掛けた。

金星トラクター工場のリ・ゲボン支配人は討論で、工場を新世紀の運輸機械工業のモデル工場、農業の総合的機械化実現の先頭に立って疾走する核心工場に転変させてくれた敬愛する金正恩総書記に工場の全ての活動家と従業員の一様な心を込めて最も熱烈な感謝のあいさつをささげた。

また、党が送った設備を愛護、管理し、生産を高い水準で正常化していくことで農村機械化の前衛、先兵としての栄誉をとどろかしていく決意を披歴した。

竣工式の後、参加者は工場の各所を見て回った。---

www.kcna.kp (2025.02.16.)