2018年7月のある日、敬愛する金正恩総書記はある食品工場を訪れた。
同日、金正恩総書記は沿革紹介室で解説を受けた後、工場の複数の生産工程を見て回りながら技術装備状態と生産状況を具体的に確かめた。
金正恩総書記は、食品加工設備が立ち並んでいる作業場で連続生産される各種の食品を見ながら満足の意を表した。
ある作業班の生産現場を見て回り、そこから出る時、突然足を止めた金正恩総書記は、向かい側の出入り門の壁面に掲示された標語を見た。
「自力更生、自給自足」という標語であった。
幹部のみんなが金正恩総書記を仰いでいると、総書記はこの標語が一番気に入ると述べた。
大きくない一つの標語を見ても自力更生の旗印を高く掲げて全てのものを自給自足しようとする同工場の幹部と従業員の思想・精神状態を高く評価したのである。
金正恩総書記は、今後、工場が全ての生産工程をより完璧(かんぺき)にオートメ化、無人化、無菌化するための近代化を、自力更生の旗印を高く掲げ、われわれの技術陣とわれわれの資材、設備に頼って行うことで、工場を国産化、主体化された生産拠点につくるよう教えた。
その日の誉れ高い評価の中には、同所の幹部と勤労者が自力更生の革命精神を引き続き強く発揮することを願う金正恩総書記の大いなる信頼と頼みが盛り込まれていた。---
www.kcna.kp (2025.09.22.)