深く関心を払った教具・校具問題

2019年4月のある日、敬愛する金正恩総書記が完工段階に至った両江道三池淵郡の三池淵初級中学校(当時)を見て回ったときのことである。

ある教室に立ち寄った金正恩総書記は、教室にある机と椅子を見ながら、教具・校具の生産に関連する手配をよくしてもっと質的に作るようにすべきだ、教具・校具は質が高くなければならないと述べた。

そして、年齢が12歳以上の初級中学校の生徒たちの体格に比べて机と椅子の高さが低いと述べ、机と椅子の高さをこれよりもう少し高くして体格がそれぞれ異なる生徒たちがみんな楽に座って勉強できるようにすべきだと語った。

幹部たちは、机を改めて注意深く見た。

見るほど生徒たちの体格がそれぞれ異なることを考慮しなかったという気がした。

先ほども、黒板の質について言いながら、黒板を立派に作り直して据え付けるべきだと述べた総書記であった。

同日、情報技術学習室に立ち寄ったときも総書記は、学校にコンピュータだけ備えておいてはならないとし、学校に実験設備をはじめ教育設備と教具・校具を十分に備えておくべきだと述べた。

育ちゆく新世代により立派な教育の条件と環境を整えてやろうとする金正恩総書記の確固たる意志を再び胸に刻み付ける幹部たちの目の前には、朝鮮労働党の指導の下、多才多能な人材に育つ児童・生徒の頼もしい姿と、彼らによってさらに富強、繁栄するわが祖国の姿が浮かんできた。---

www.kcna.kp (2025.07.05.)