【平壌11月6日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員である朝鮮民主主義人民共和国の朴泰成内閣総理が5日、故金永南氏との告別式で哀悼の辞を述べた。
朴泰成総理は哀悼の辞で、金永南同志はほぼ80星霜、わが党に従って党と共に栄光の一代記を記してきながら、偉大な革命思想と路線の正当性を守り、わが国家の政治的・思想的威力と権益を守ることにはっきりした足跡を残した朝鮮人民が生んだ優秀で熱烈な革命家、真の愛国者の一人であったと語った。
朝鮮労働党と朝鮮民主主義人民共和国の著名な政治家、古参の指導幹部として祖国と革命のために一生を捧げて奮闘し、高邁な品格と人格、成し遂げた功績によって全人民に深く尊敬され愛されてきた金永南同志の全生涯は、祖国と人民に限りなく忠実であった真の息子の輝かしい道程であったと言及した。
金永南同志が告白したように、偉大な領袖
金永南同志はいかなる条件と環境の下でも、自分の使命を完璧に遂行できる思想的・精神的、実践的準備の絶え間ない向上によって強い自主的筋金と革命的原則性を生命としているわが党と国家の対外活動を円滑に保障し、世界的範囲でわれわれの偉業に対する進歩的勢力の支持と声援を引き出すことに寄与したと強調した。
確たる革命的信念と高い政治理論水準、洗練された外交術で社会主義偉業の必勝不敗さを擁護し、わが国家の対外政策を徹底的に具現してきた革命元老たちの道程とともに、共和国政治外交史の誇るべきページが記されることができたと述べた。
わが党の対外戦略の実現と人民政権の強化・発展にはっきりした功績を積み上げた同志を国家の元老としていつも尊敬して推し立て、90歳の誕生日を迎える同志に2度目となる労働英雄称号を授与し、95歳の誕生日祝いの温かいあいさつも送ったことに続いて、昨年7月には身動きが不自由な彼の手をしっかり握って崇高なシーンを残し施した敬愛する
党と国家の要職で活動した年数から見ても、積み上げた功績から見ても余生を楽に過ごしても剛直な生に欠点などありえない金永南同志であったが、与えられた信任と愛に報いるにはまだ足りないと常に言って、病床に就いていながらも領袖の偉大な国家政治経綸と不滅の革命活動業績を謳歌する著書の執筆に心魂を傾けたと言及した。
党と領袖の信頼の中で成長し、党と領袖に心から従う道で人生の幸福と栄光を享受してきた金永南同志の心臓は鼓動を止めたが、歴史に歴々と印された足跡は消されないであろうし、忠心で高鳴っていた同志の高潔な革命精神はわれわれみんなの心の中に末永くあり続けるであろうと語った。
朴泰成総理は哀悼の辞で、われわれは共和国の強化・発展とチュチェ偉業の力強い前進のために全てを捧げた金永南同志の立派な生の痕跡を記憶するであろうし、同志が切々と願っていた通りに敬愛する