努光鉄国防相が談話発表

【平壌11月8日発朝鮮中央通信】朝鮮民主主義人民共和国の努光鉄国防相が7日に発表した談話「わが武力の対敵認識と対応意志はより明白に表現されるであろう」の全文は、次の通り。

最近、米軍部は朝鮮民主主義人民共和国の安全を脅かすための軍事的行動を露骨にしながら地域の政治・軍事情勢を意図的に激化させている。

米韓連合空中訓練「フリーダム・フラグ」が強行されている中、米第7艦隊所属原子力超大型空母「ジョージ・ワシントン」打撃団が出現したのは、朝鮮半島の情勢に新たな緊張変数を加え、臨界超過を予告している。

これに先立って、米韓の軍部頭目らがわれわれの南部国境沿線に現れて戦争熱を鼓吹し、対朝鮮抑止力の強化と核および在来式武力統合過程の早速な推進を謀議する定例安保協議会を行ったのは朝鮮民主主義人民共和国とあくまで対決しようとする敵対的本性の濾過(ろか)のない露出であり、露骨な意図的表明である。

敵は、朝鮮半島地域でこのような行為を働いている。

これが朝鮮半島情勢の実状であり、日常である。

このような環境の下で世界はわれわれが果たしてどんな姿勢にあることを想像し、何をすることを期待するのか。

われわれには他の選択がない。

われわれは、朝鮮民主主義人民共和国とはあくまで対決的であろうとする米国の敵意を正確に理解したし、それに対する応答を絶対に避けないであろう。

今後、われわれの安全圏に接近する一切の全ての脅威はわれわれの正照準圏内に入るようになり、必要な方式で管理されるであろう。

われわれは、全てのことに対応する準備ができている。

われわれは、強力な力による安全保障、平和守護の原則に立って敵手らの脅威に一層攻勢的な行動を見せるであろう。---

www.kcna.kp (2025.11.08.)