【平壌5月9日発朝鮮中央通信】ロシアの偉大な祖国戦争勝利80周年に際して駐朝ロシア大使館が8日夕、平壌の羊角島国際ホテルで宴会を催した。
朝鮮労働党中央軍事委員会副委員長である党中央委員会の朴正天書記、朝鮮民主主義人民共和国の崔善姫外相、努光鉄国防相をはじめとする党と政府の幹部と省、中央機関、武力機関の幹部が宴会に招待された。
駐朝外交団のメンバーとユーリー・シュレイコ政府副首相を団長とするベラルーシ共和国政府代表団の主要メンバーが招待された。
アレクサンドル・マツェゴラ駐朝ロシア大使、アレクセイ・バルトゥソフ大使館付国防武官、大使館員が参加した。
宴会では、アレクサンドル・マツェゴラ大使が演説した。
マツェゴラ大使は、ファシズムを撃滅した偉大な祖国戦争勝利の歴史的意義に言及し、この勝利のために数多くのロシアの軍隊と人民が生命を賭して戦ったと述べた。
また、第2次世界大戦の歴史を否定し、ナチズムを復活させ、ロシアに戦略的敗北を与えようとする西側の策動を糾弾し、過去もそうであったが今後もロシアに打ち勝つことはできないと強調した。
そして、ロシア連邦大統領であるウラジーミル・V・プーチン同志がクルスク地域解放作戦で非常に大きな役割を果たした朝鮮の戦友たちの勇敢さと犠牲的精神、戦闘力を高く評価するとともに、朝鮮民主主義人民共和国国務委員長である
マツェゴラ大使は、ロシア人民の心の中に永遠に刻まれる偉勲を立てた朝鮮の英雄たちを追憶する美しい記念塔が建てられる解放された都市と村、広場は彼らの名で呼ばれるであろうとし、クルスク地域解放作戦はロシア連邦と朝鮮民主主義人民共和国が包括的戦略パートナーシップ関係、同盟国であることを実証したと強調した。
次に、努光鉄国防相が演説した。
努光鉄国防相は、ロシアに偉大な勝利、栄光の日を与えた戦勝世代に崇高な敬意を表し、祖国の尊厳と人民の安泰を守り、国際的正義を実現するための聖戦に全てをささげて戦っているロシア軍の将兵に戦闘的敬礼を送った。
また、ロシアの偉大な祖国戦争勝利は国の尊厳と名誉を死守し、人類を破滅の運命から救ったばかりか、惑星に自由と平和の気流が流れるようにすることに大きな貢献をした世界的出来事であると述べた。
そして、長い歴史的根源を有している朝ロ友好の立派な伝統がこんにち、両国首脳たちの格別な関心の中で特有の不敗さと生命力を余すところなく誇示し、非常に高い域で日ごとに昇華、発展していることに言及した。
努光鉄国防相は、ロシアの軍隊と人民が「祖国守護者の年」である今年、再び勝利を収めるということを確信するとともに、朝鮮人民軍は今後も国家の主権と安全、領土保全を守るためのロシア軍の行動を変わることなく支持、声援するであろうと強調した。
宴会の参加者は、朝鮮民主主義人民共和国国務委員長である