農民の生活を心配して

金正日国防委員長はチュチェ64(1975)年3月のある日、咸鏡北道鏡城郡にある勝岩協同農場(当時)を訪れた。

前年の水稲の作柄から確認した国防委員長は、しばらく海辺を眺めて海を控えているので海風の影響を多く受けているようだと低い声で述べ、農場の耕地面積を確かめた。

国防委員長は、咸鏡北道がこの地帯の気候風土に合わせて農業の指導をよくしてチュチェ農法の要求を貫徹すれば金日成主席の教え通りにヘクタール当たり6トンの稲を収穫することができる、稲作では種子、水、肥料が基本である、これを正しく解決するところに稲作の秘訣があると指摘した。

国防委員長は、農場で魚を取っているのかも確かめ、この農場のように海と山を控え、野原も有している地域で山と海をよく利用して畜産も発展させ、漁獲にも力を入れれば、現金の収入を増やして農民の生活をはるかに向上させることができると述べた。

国防委員長の現地での言葉を受けながら活動家たちは、国防委員長の教え通りに農業もよく営み、山と海もよく利用して農民の生活を一層裕福にする決意を固めた。---

www.kcna.kp (チュチェ113.7.1.)