生産実績より重視した問題

2016年の三伏期のある日、敬愛する金正恩総書記はある工場を訪れた。

飼料保管倉庫の各所を見て回った金正恩総書記が作業場の中に入ろうとする時であった。

工場の活動家は総書記に臭いが強いので入ってはならないと申し上げた。

金正恩総書記は、労働者たちが働く所であるから自身がきっと入ってみなければならないと述べ、作業場の中に立ち入った。

作業場は通風装置が設けられていたが臭いがしていた。

金正恩総書記は、このようにガスの臭いが強い所で労働者たちが働くようにしては絶対にいけないと言い、われわれは高い生産実績より労働者たちの健康がより貴重である、資金がもっとかかっても労働者たちが新鮮な空気の中で労働するように一両日の間に通風設備を増設してやるべきであると述べた。

生産実績よりも労働者の健康から先に心配する金正恩総書記の温かい愛に工場の活動家は頭を上げられなかった。

その後、工場は遅滞なく作業場の環境を改善し、通風設備を増設して、樹林化、園林化が保障された構内環境同様の新鮮な空気が作業場の中にも満ち溢れるようにした。---

www.kcna.kp (2024.11.05.)