干拓地に印した初の足跡
偉大な領袖
道があまりにも険しいので止まってしまった車から降りた主席は、先頭に立って歩きながら干拓地が始まる土手にまで上がった。
干拓地を長い間眺めていた主席は幹部たちに、干拓地を開墾すれば穀物の生産をもっと増やせると言って満足の意を表した。
そして、幹部たちにもう少し先の方へ行ってみようと述べた。
引き止める幹部たちに主席は、人民のための道なのでためらってはならない、道がなければ私たちがこの干拓地に初の道を開こうと言って先に歩き出した。
足を運ぶたびに靴が泥の中に入り、服の裾には泥水が跳ね上がったが、主席はそれをものともせず引き続き先に歩いた。
やがて、沼地の真ん中に至った主席は四方を見渡して、この干拓地を開墾すれば本当によいだろう、将来性があると述べた。
主席は、海をせき止める位置と構造物工事についても指示を与え、今後建設する文化住宅区域まで定め、干拓地を大々的に開墾してここに機械で農業を営む農場を築こうと語った。
数千年の歳月、不毛の地として放置されていた干拓地に初の足跡を印し、雄大な構想を示した