崔龍海委員長が黄海南道の多くの部門を現地指導

【平壌6月8日発朝鮮中央通信】朝鮮民主主義人民共和国国務委員会第1副委員長である最高人民会議常任委員会の崔龍海委員長(朝鮮労働党政治局常務委員)が、黄海南道の多くの部門を現地で指導した。

崔龍海委員長は、操業を控えている黄南製鋼工場の運営準備状況を確かめながら、原料や燃料の供給システムを確立し、自らの技術陣を強めるための活動を将来を見通して推し進め、工場が道の経済発展と人民生活の向上に実質的に寄与すべきであると指摘した。

新院セメント工場と黄海製鉄連合企業所クムポ鉱山の埠頭建設現場で、生産物の質の向上を主眼にとらえて設備管理、技術管理に力を入れ、進んだ建設工法を積極的に取り入れなければならないとし、基本は幹部たちが革命の指揮メンバーとしての強い自覚を持って奮発し、担った責任と本分を全うすることであると言及した。

甕津郡冷井農場、海州市ヨンヤン農場、青丹郡大豊農場などを見て回りながら、昨年に比べて表作作物の栽培面積がはるかに増えたことに合わせて小麦と大麦の収穫を適時に終えるための準備を着実に進め、良種の油脂作物、糖作物を多く栽培して地方工業工場に原料を十分に供給すべきであると強調した。

海州トラクター部品工場と青丹郡灌漑管理所を訪れて、科学技術に基づいて各種の部品の質を絶えず高め、揚水動力設備と灌漑施設の整備・補修を責任を持って行うことについて指摘し、道育苗場が当該地域の自然地理的特性に合う野生果樹の苗木と園林緑化に必要な苗木を多く栽培しなければならないと語った。

崔龍海委員長は、道人民委員会の活動状況を具体的に確かめ、政策の要求に即して順法生活の指導を方法論を持って一層強め、政権機関の幹部、特に代議員たちが党政策の貫徹において旗手となり、人民のためのよいことを一つでももっと探してする人民の真の忠僕になるよう強調した。---

www.kcna.kp (2025.06.08.)