【平壌12月9日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党の雄大な青写真に従って全国各地で地方発展革命、農村建設革命が激しく展開される中、水豊湖を控えている平安北道と慈江道の山間部の郡にセメントを専門的に輸送する船団が組まれた。
地方の人民に一日も早く文化的で裕福な生活の条件と環境を提供しようとする党中央の崇高な意を体して新義州船舶工場と水豊海運事業所の労働者たちは、自前の力と技術でセメント輸送用の貨物船と掘削船を建造することで輸送の条件が不利な地域でも地方建設、農村建設を強力に推し進められる今一つの強固な物質的土台を築いた。
意義深い今年を立派に締めくくり、党中央委員会第8期第11回総会を誇るに足る勤労の偉勲で迎えるための進軍路で海運部門の労働者たちが収めたこの成果は、党の構想と意図を神聖かつ栄えある革命課題と見なし、完璧(かんぺき)に貫徹するため献身的に闘っているわが人民の限りない愛国忠誠の発現である。
新しく建造した「チンフン(振興)―1」「チンフン―2」「チンフン―3」の貨物船と「チンフン―4」の掘削船が進水された。
セメント輸送用の貨物船の進水式が8日、現地で行われた。
姜宗官陸・海運相、朝鮮労働党平安北道委員会の李煕用責任書記、陸・海運省と平安北道、慈江道の活動家、新義州船舶工場、水豊海運事業所の従業員、朔州郡の勤労者が参加した。
進水式では、平安北道人民委員会のチェ・ヨンマン委員長の演説に続いて討論が行われた。
演説者と各討論者は、国家が全ての市、郡に毎年セメントを定期的に供給することを政策化、法化するようにした敬愛する
また、党中央の構想を実践する一念を抱いて、陸・海運省と新義州船舶工場の活動家と技術者、従業員が朝鮮式の新しくて独特な貨物船設計を完成し、造船を短期間で成功裏に締めくくったと強調した。
そして、水豊海運事業所の労働者たちも潜在力を総動員して貨物船と掘削船の建造に大きく寄与し、朔州郡内の建設者と共に保管能力の大きいセメント倉庫を建設したと述べた。
さらに、党中央の直接的な発起と賢明な指導の下、水豊湖に輸送船団が組まれたことでセメントをはじめとする建設資材を数百里(朝鮮の十里は日本の一里に相当)に及ぶ陸路を利用して運んでいた水豊湖周辺の各地域が船で便利に輸送できるようになり、地域的特性をよく利用して農村振興を加速化する実際の条件が整えられたことに言及した。
演説者と各討論者は、全ての活動家と勤労者が党中央総会の決定を体して地方中興の新時代を活気に満ちて開く闘争勢いをさらに高調させ、わが国家の全面的隆盛・発展に積極的に寄与しなければならないと強調した。
進水式の後、セメントを満載した貨物船が汽笛を鳴らしながら出港した。---
www.kcna.kp (2024.12.09.)