労働者たちの健康を心配して

金日成主席がチュチェ51(1962)年1月のある日、平壌製糸工場(当時)を訪れた時である。

主席は、ある職場に立ち寄って蒸気が立ちこめる職場の内部を注意深く見ながら何か深く考えた。

主席は、機械の前に近寄って蒸気排気の方法がないかと心配の表情で聞き、通気もよくし、湿気もないようにしなければならない、女性たちが働く工場であるからより清くてより文化的に整えてやらなければならないと教えた。

職場の内部と労働者の作業ぶりを注意深く見ながら労働条件の不備な工場の実態を具体的に調べた主席は、同行した活動家たちに今年中に平壌製糸工場を新しく建設してやるようにすべきだと懇ろに述べた。

平壌製糸工場の建設において重要なのは、換気がよくなるようにすることである、新しく建設する工場の建物は排気装置をよくして作業場の空気がいつも清くて乾燥し、夏には作業場内が暑くないようにしなければならないと述べながら工場の建設に関連する教えを与えた主席は、労働者たちの健康のためなら何も惜しんではならないと教えた。

その後、金日成主席の大いなる愛によって同工場は労働者の労働条件と文化休息条件が十分に整った工場に新しく建設された。---

www.kcna.kp (チュチェ113.4.18.)