あるサークル員が浴した光栄

父なる金正恩元帥は2016年11月のある日、新しく変貌(へんぼう)した三池淵学生少年宮殿(両江道)を訪れた。

宮殿を見て回りながら子どもたちのために恩情のこもった措置を重ねて取った父なる金正恩元帥は、サークル員たちと共に写真を撮ろうと述べた。

あまりにもうれしくて一気に駆け付けたサークル員たちは、われ先に金正恩元帥の傍らにもっと近くに立とうと言い争った。

そうであったので、一番幼いサークル員は仕方なく一番後ろに立たされるようになった。

あまりにも夢のような栄光の時刻に一番後ろの席に立つようになったのがあまりにもしゃくにさわってそのサークル員の顔はすぐ泣き面になった。

ところが、思いがけなく幼いサークル員に大いなる栄光が与えられるようになった。

情愛のこもる視線で子どもたちの姿を眺めていた父なる金正恩元帥は幼いサークル員を自ら傍らに呼び寄せたのである。

父なる金正恩元帥が近づいた幼いサークル員を自ら膝の上に座らせて愛の記念写真を撮ると、幼いサークル員の顔には明るい笑いが浮かんだ。

実に、幼いサークル員の顔に浮かんだ明るい笑いは実父の思いやりに富む愛による幸福の微笑であった。---

www.kcna.kp (2025.08.07.)