敬愛する金正恩総書記がロシア外相と会見

【平壌7月13日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党総書記で朝鮮民主主義人民共和国国務委員長である敬愛する金正恩同志が7月12日、朝ロ外相間の第2回戦略対話に参加するために訪朝したロシア連邦のセルゲイ・ラブロフ外相と会見した。

ロシア連邦外務省のアンドレイ・ルデンコ次官とアレクサンドル・マツェゴラ駐朝ロシア大使が同席した。

金正恩総書記は、ラブロフ外相とうれしく対面し、温かくて同志的信頼が溢れる雰囲気の中で談話を交わした。

セルゲイ・ラブロフ外相は席上、金正恩総書記に送るロシア連邦のウラジーミル・V・プーチン大統領の温かいあいさつを丁重に伝えた。

金正恩総書記は、これに深い謝意を表し、尊敬するウラジーミル・V・プーチン同志に送る親しいあいさつを伝えた。

談話では、2024年6月の歴史的な朝ロ首脳会談で遂げられた合意を忠実に履行し、未来志向的な新時代の朝ロ関係の不敗さと生命力を示し、朝ロ間の包括的戦略パートナーシップを一層力強く発展させて共通の核心利益を守るための一連の重要問題と、各分野における相互協力事項、国際および地域情勢に関する両国指導部の意見が幅広く交換され、完全一致の立場を確認した。

金正恩総書記は、朝ロ両国は同盟関係の水準に合致して全ての戦略的問題について見解を同じくしているとし、これは朝ロ両国間に構築された高い戦略的水準を示していると評価した。

金正恩総書記は、朝ロ外相間の第2回戦略対話の満足な結果を聴取し、急変する国際地政学的形勢に主動的かつ積極的な姿勢で対応しようとする朝ロ両国の調整され調和の取れた外交的立場が地域と世界の平和と安全保障に肯定的な寄与をするものとの確信を表明した。

セルゲイ・ラブロフ外相は、朝ロ外交部門間の戦略的な意思疎通が行われたことに対する所感を披歴し、国際舞台でロシア連邦と朝鮮民主主義人民共和国間の戦略的・戦術的協同と共同歩調をさらに強める立場を表明した。

金正恩総書記は、朝鮮民主主義人民共和国は今後も、朝ロ国家間条約の精神にのっとってあくまでもウクライナ事態の根源的解決に関連してロシア指導部が取っている全ての措置を無条件に支持・声援する用意を改めて確言した。

談話では、包括的戦略パートナーシップ条約の精神に従っていかなる情勢の変化にもこだわることなく朝ロ両国が双方の核心利益をしっかり守り、二国間関係の全面的拡大・発展を強く促し、人民の絶え間ない福利と美しい未来を創造するための道程で緊密に支持・連帯しようとする両国指導部の意志がはっきり表明された。

金正恩総書記は、ロシアの軍隊と人民がプーチン大統領同志の卓越した指導の下、国の尊厳と根本利益を守り、ロシア連邦の隆盛・繁栄のための聖業の達成において必ず勝利するものとの確信を表明するとともに、偉大なロシアに常に勝利と栄光のみがあることを心から願った。---

www.kcna.kp (2025.07.13.)