【平壌５月２２日発朝鮮中央通信】偉大な党中央の直接の発起と賢明な指導によって、党幹部養成の最高学府である朝鮮労働党中央幹部学校が由緒深い錦繍山地区にわが党の絶対的尊威とわれわれの偉業の必勝不敗性の象徴物として毅然と建てられて竣工（しゅんこう）の日を迎えた。

敬愛する金正恩総書記は、党の百年未来に関わる中核幹部育成の原種場を変遷する時代の要請に即して一新させる遠大な構想を示し、自ら学校建設の敷地を定めたし、設計図に党の組織的・思想的強化と指導活動を教育実践的かつ学術的に裏付ける研究中心にふさわしい様相と品位が集大成されるように精力的に指導した。

長きにわたる栄光に満ちたわが党の建設史に大きな貢献をした政治学園を、名実共に世界一流の教育拠点に建設して金日成・金正日主義党建設偉業を輝かせていくという敬愛する金正恩総書記の雄志を無比の戦闘力と創造実力で貫徹した建設者の力強い闘いによって、朝鮮労働党中央幹部学校が着工してからわずか１年余りの間にチュチェ建築とチュチェ教育部門の手本となる建造物として立派に完工した。

わが党の中核幹部育成の原種場としての政治的性格と教育環境の面において理想的な場所に建てられた同校は、１３万３０００余平方メートルに及ぶ延べ床面積に教務および事務区画、文化およびスポーツ施設区画、生活区画などがその使命と機能、用途に合うように近代的かつ実用的に整えられており、先進的な教育システムと高い水準の教育条件と環境を完備している。

朝鮮労働党中央幹部学校の竣工式が５月２１日に盛大に行われた。

朝鮮労働党総書記で朝鮮民主主義人民共和国国務委員長である敬愛する金正恩同志が、竣工式に出席した。

わが党の強化・発展史に特記すべき竣工式が挙行される朝鮮労働党中央幹部学校の校内は、敬愛する金正恩総書記の臨席の下に歴史的な出来事を迎える感激と歓喜に満ちていた。

金正恩総書記が到着すると、「万歳！」の歓呼の声が天地を震撼させた。

全ての参加者は、百戦百勝の朝鮮労働党の傑出した指導者であり、堅実な金日成・金正日主義者であり、最も偉大な継承者である金正恩総書記をこみ上げる激情の中で仰ぎながら熱狂の歓呼の声を上げた。

金正恩総書記は、わが党と革命の将来運命において実に大きな意義を持つ歴史的な儀式場に集まった全ての参加者に温かい祝賀と激励のあいさつを送った。

竣工式には、朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員である金徳訓、趙甬元、崔龍海の各氏と朝鮮労働党中央委員会書記である李日煥、金才龍、朴泰成の各氏をはじめとする党中央委員会の活動家、道・市・郡党責任書記、内閣、省、中央機関、各道党委員会の活動家、朝鮮労働党中央幹部学校の教職員、各級党幹部養成機関の活動家、中央と地方の重要単位の党責任幹部が参加した。

朝鮮民主主義人民共和国国歌が荘重に奏楽された。

敬愛する金正恩総書記が竣工式を記念して綱領的な演説「党創立の理念と精神に忠実な新時代の党幹部を育成せよ」を行った。

金正恩総書記は演説で、栄光に輝く歴史と伝統を有した朝鮮労働党中央幹部学校がその地位と重みにふさわしくより新しくなった様子を歴史に記す時刻を迎えた感激を披歴し、朝鮮労働党の限りない尊厳と栄誉のために数年間力を入れて準備してきた事業が成功裏に締めくくられてわが党の中核幹部育成の原種場、党建設と党活動を思想的・理論的に裏付ける研究中心としての様相を完璧（かんぺき）に備えた世界一流の学園がその雄姿を現したことに満足の意を表した。

金正恩総書記は、ささやく小さい言葉までも金日成主席と金正日国防委員長が全て聞くことのできる聖地の間近に、朱雀峰の闘士たちが常に見下ろしている所にわが党の継承の原種場を設けたという事実は、不滅のチュチェ思想の旗印を変わることなく高く掲げ、永遠に主席と国防委員長の革命偉業に忠実であることを誓い、闘士たちに恥じることなくチュチェの革命偉業を最後まで、必ず完遂せんとする朝鮮労働党の全ての党員の鉄石の意志の発現であると述べた。

金正恩総書記は、めでたい竣工式の場を借りて、党中央の構想と意図が最も正確に実践された愛国忠誠の結晶体、わが党のチュチェの建築思想が最も完璧に具現された時代の傑作をうち建てるために無比の戦闘力と創造実力、非常な使命感に満ちた日々をつないで来た近衛英雄建設部隊の指揮官、兵士と設計部門の活動家にも感謝を表した。

また、わが党の思想と偉業の力強い継承と発展のために、誰でも立つことのできない重要な位置で重くて栄誉ある任務に一意専心している中央幹部学校の教員、研究士と党幹部養成機関の教育活動家、立派に整えられた政治学園に初の入校をする学生たちに心からの熱烈な祝賀と激励を送った。

金正恩総書記は、党の展望的発展と革命偉業の継承に直結している革命家養成の最高学府の新しい誕生が持つ深遠な意義について言及した。

金正恩総書記は、労働者階級の党建設偉業は世代と世代を継いで続く長期的な事業であり、党の闘争綱領と性格を固守し、固有の本態と気風を維持、強化する問題は決して執権史が長く、過去の立派な伝統があるからといっておのずと解決されることではないと述べ、労働者階級の党が偉大な創立と栄光に輝く歴史を継承し、執権力と指導力を維持、強化して革命の前途を成功裏に切り開いていく上で党幹部養成の強固な拠点が持つ重要性と党創立の初期からわが党幹部陣容の純潔をしっかり保つ頼もしい根拠地としての使命を全うしてきた朝鮮労働党中央幹部学校の聖なる道程と誇らしい名声を評価した。

金正恩総書記は、わが党の栄光に輝く執権史を支えてきた朝鮮労働党中央幹部学校のほぼ８０年間は継承の歴史的偉業は党の後続幹部を武装させ、育てる原種場から始まって成し遂げられ、党と革命の洋々たる未来を志向し、設計するに当たって最優先視されなければならない事業は党幹部養成拠点を立派に整えることであるという真理を教えてくれると述べ、これはすなわちわが党の戦略的価値観であると言明した。

金正恩総書記は、朝鮮労働党中央幹部学校を世界的な学園に建設することは単に教育機関の様相を一新する事業ではなく、金日成・金正日主義党の命脈と百戦百勝の指導力を永遠につないでいくための最重大事であると強調し、誰でもここに来て見ればわが党と革命の命脈がいかにつながるのか、その絶対的な執権力と指導力がいかに永久化するのかという明白な回答を見いだすことができ、今後も党幹部養成を万事に確固と先行させてチュチェ革命の永遠なる継承性と不敗性を守り抜くという朝鮮労働党の確固たる意志を読み取ることができるであろうと述べた。

金正恩総書記は、わが党がその発展道程においてもう一回の転換期を迎えている今日、党そのものの発展の見地からしても、党に提起された革命任務遂行の見地からしても環境と条件は以前とは根本的に変わっており、それを受けてわが党が党中央委員会第８期第６回総会で新時代の党建設路線を策定し、党建設の重要5大分野に根本的な改善をもたらすという課題を提起し、その実行を各面から推し進めてきた状況について言及した。

金正恩総書記は、わが党建設の現段階と展望的発展において、党の闘争綱領の実現において最も差し迫った中核的な課題は、幹部の党性、革命性、人民性を３大必須の気質に確立して向上させることであると指摘し、わが党が質的強固化の重大な時点に入った現実的要求から発して「党創立の理念と精神を継承して新時代の党建設の偉大な全盛期を開こう！」というスローガンを提示したし、党創立偉業を完遂した第１世代の革命家たちの理想と信念、精神で武装することを幹部の第一の革命課題に提起した。

金正恩総書記は、これがわが党の幹部陣容の革命化、労働者階級化を可及的に実現することのできる最善の選択であり、党建設の全盛期を実際的に開くことのできる近道であると確言し、歴史と業績が累積するほど聖なる初のページを大事にして変わることなくしっかり継いでいくこと、これがすなわち革命的党の不敗性の保証であり、執権法則であると言明した。

金正恩総書記は、今日の竣工式はわれわれが絶対に忘れてはならない党建設と革命偉業継承の合法則性とともに誰にも任せることのできない中央幹部学校の使命と任務を再び深く銘記させていると述べ、中央幹部学校を新時代の共産主義者育成の原種場に強化するための重大な工程において提起される諸般の課題を具体的に示した。

金正恩総書記は、党の中核幹部育成の原種場を大学の上の大学、教育部門の手本につくることはその自体が党活動の主要要素、延長であると述べ、わが党は強力な戦略的拠点を持つことによって、朝鮮労働党の交代者を立派に質的に育てられる基盤を持つようになったと強調した。

金正恩総書記は続けて、中央幹部学校が教育事業において堅持すべき重要原則を明らかにし、各級党幹部養成機関の教育事業で現れている一連の偏向を分析し、教育事業を時代と革命発展の要求に即して改善するための戦略的課題を明示した。

金正恩総書記は、党創立の理念と精神を純潔に継承して朝鮮労働党の万年の大計を保証するのがわが党建設思想の中核であると言い、朝鮮労働党はまさに今日を新しい出発点にしてさらに強くなるであろうし、わが国家と人民の運命に再び偉大な転換をもたらす誇らしい歴史を創造するであろうと述べた。

金正恩総書記は、党中央委員会の周りに一心団結した全党の絶え間ない闘いの中で勤労人民大衆の念願、社会主義理念に最も忠実であり、労働者階級の革命的党としての正統性において最も徹底し、戦闘力と指導力において卓越して洗練された朝鮮労働党の不朽の尊厳と栄光は一層燦爛(さんらん)と輝くであろうと確言し、朝鮮人民の全ての勝利の組織者、導き手である不敗の党の朝鮮労働党に崇高な敬意を表した。

全ての参加者は、千里眼の英知と深奥な思想・理論、精力的な指導活動によって、朝鮮労働党を強大なわが祖国の百年、千年の将来を確固と保証する百戦百勝の指導的力量として強化し発展させ、その不敗性と英雄主義を世界にとどろかしていくチュチェ革命の偉大な指導者にとどろく歓呼の声で最大の栄光をささげた。

敬愛する金正恩総書記と朝鮮労働党に送る朝鮮労働党中央幹部学校の教職員の誓書が朗読された。

敬愛する金正恩総書記が竣工のテープカットを行った。

新時代の５大党建設の輝かしい進路に貴く刻み込まれる歴史的なシーンが繰り広げられた竣工式場に歓呼の声が上がり、花火が打ち上げられ、ゴム風船が飛び立った。

竣工式は、歌「インターナショナル」の奏楽で終わった。

金正恩総書記は、革命事績館を見て回った。

金正恩総書記は、金日成主席の先見の明のある発起と指導によってチュチェ３５(１９４６)年６月１日、わが国で初めて党幹部を育成する常設的な党学校として創立された時からほぼ８０年間、全党強化と党建設の代をしっかり受け継ぐための闘いの道程でいつもわが党の力、誇りとなってきた中央幹部学校の沿革を感慨深く振り返った。

金正恩総書記は、朝鮮労働党中央幹部学校の役割はすなわちわが党の強化・発展であり、わが党強化の万事、わが党建設の千年、万年の未来がこの政治学園の歩みにかかっていることを銘記し、建党偉業の開拓世代が譲り渡した党創立の理念と精神を純潔に、徹底的に、完璧に継承することによってわが党の強固な存立と上昇発展を裏付けなければならないと強調した。

金正恩総書記は、学校の責任幹部たちの案内を受けて教育科学展示館、党建設科目学習室、第３号講堂などを見て回った。

金正恩総書記は、学校でわが党が新たなチュチェ１００年代の歴史的闘争道程で探究、定立し、実現している重要な思想・理論と実践的経験を継承性と革新性を組み合わせる原則に基づいて迅速に学術的に総合体系化、豊たかにして教育事業に具現していることを確かめた。

金正恩総書記は、全ての教職員がわが党の赤旗思想を身に付け、学生たちの精神を赤くするのが党の未来を育む学校の根本使命であると言い、各級党幹部養成機関の教育事業を改善する牽引（けんいん）機の役割を果たす朝鮮労働党中央幹部学校が党中央の高い要求を教育革命の一大奮闘をもって受け止め、時代と革命が付与した戦略的、歴史的任務を立派に遂行していかなければならないと述べた。

敬愛する金正恩総書記は、わが党の思想と偉業の力強い継承と発展のための聖なる教壇を守っていく教職員たちと愛と信頼の記念写真を撮った。

全ての教職員は、朝鮮革命の偉大な歴史と伝統が体現されている聖地にこの世にまたとない革命大学をうち建て、自分たちを世界一流の校庭の初の主人に誉れ高く押し立ててくれた金正恩総書記を仰いでこの上ない感謝のあいさつをささげた。

朝鮮労働党中央幹部学校の竣工を記念する公演が行われた。

以民為天の盤石の上にチュチェ革命の旗印として誕生し、党創立の初日から今日に至る長きにわたる期間、卓越した革命思想と洗練された指導で一心団結の不敗の力を持った英雄的人民を育て、自主、自立、自衛によって強固な強国への道を切り開いてきた朝鮮労働党の偉大さを激賞する全人民的頌歌が厳かな敬意を噴出しながら響き渡った。

何をもってしても阻むことのできない正義で強大な力で朝鮮革命を世紀の上に毅然と浮上させ、五千年の民族史に最も輝かしい全面的国家興隆の新時代を開いていく朝鮮労働党こそは、わが国家と人民の限りない尊厳であり、燦爛たる未来であるという哲理と、党に従って永遠に一路を行くという信念の誓いを謳歌したレパートリーによって公演の場所は感激の大河を成した。

公演が終わると、華やかな花火が打ち上げられる中でまたもや激情の歓呼が上がった。

金正恩総書記は、党中央と志と意志、実践を共にし、偉大な金日成・金正日主義党の強化・発展とチュチェ革命偉業の勝利的前進のためにより力強く、より堅実に奮闘していく強い熱意に満ちている参加者に温かい答礼を送った。

竣工式の参加者は、朝鮮労働党の最も権威ある政治学園として、チュチェの建築思想が完璧に具現された時代の傑作として立派に建てられた中央幹部学校を見て回った。

朝鮮労働党中央幹部学校の教職員を祝う夕食会があった。

党と政府の指導幹部が意義深い席を共にした。

朝鮮労働党中央幹部学校の竣工は、わが党の万年大計のための振興の力強い新しい歩幅に、党創立の崇高な理念と聖なる偉業の輝かしい継承と勝利を頼もしく保証する強力な戦略的とりでの新しい誕生として歴史に記されるであろう。－－－