【平壌５月３０日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党中央軍事委員会第８期第８回拡大会議が５月２８日、党中央委員会の本部庁舎で招集された。

朝鮮労働党総書記で朝鮮労働党中央軍事委員会委員長、朝鮮民主主義人民共和国国務委員長である金正恩同志が党中央軍事委員会拡大会議を指導した。

会議には、朝鮮労働党中央軍事委員会の各委員が参加し、国防省の主要指揮官と朝鮮人民軍各級大連合部隊の軍事および政治指揮官、党中央委員会の当該部署の幹部たちが傍聴した。

党中央軍事委員会拡大会議では、発展する革命の新たな段階の要求に応じて武力機関内の各級政治機関の機能と役割を一層強め、共和国武力の全ての軍事・政治活動を徹底的に党の軍事路線と政策的要求通りに行うようしっかり把握・指導し、革命的軍指導体系と鉄の規律制度を一層強く確立するための重要問題が討議された。

金正恩総書記は、党中央の軍指導の実現において舵取りの機能を果たす各級党組織と政治機関の役割を絶えず強めてこそ、軍建設と軍事活動における全ての問題を成功裏に解決することができるとし、軍内の各級党委員会が当該単位の政治的参謀部、最高指導機関としての使命と本分にふさわしく党の軍事路線と政策の貫徹において一貫して堅持すべき重要原則と諸課題を示した。

会議では、組織問題が討議された。

朝鮮労働党中央軍事委員会は、６人の軍団級単位の指揮官と砲兵局長、保衛局長を新たに任命し、一部の政治委員も新たに派遣した。

会議では、政治的・軍事的意義を持つ重要建設を力強く推し進める問題が討議され、当該の手配が行われた。

拡大会議では、国家の安全に関する情勢の分析に基づき、全ての面での戦略的・戦術的優勢を確固と維持するための軍事的対策が討議・決定された。

また、国防科学および工業分野の一連の新しい計画事業を承認し、示達した。

朝鮮労働党中央軍事委員会第８期第８回拡大会議は、国家防衛力の向上とわが武力の軍事・政治活動の方向と当面の課題に関する重要な結論を下した。－－－