小さな工場で発見した新芽

1959年3月、咸鏡北道鏡城郡のある工場を訪れた金日成主席は、大きくないこの工場で汎用旋盤を造っていることを知り、そこに歩みを進めた。

旋盤の前に近寄って設計はどのようにしたのか、資材はいかに確保しているのかを尋ねた金日成主席は同行した幹部たちに、この工場には貴重なものが多い、この工場の労働者は勇敢で大胆だと述べた。

同日、キューポラまで全て見て回った主席は、この工場は党のアピールに応えて技術神秘主義と闘って勝利した工場の一つだ、まさにこの工場が鉄と機械は工業の王者という党のスローガンを掛ける資格がある、この工場の模範に見習って工作機械子生み運動を広範に展開すべきだと述べ、今後、見学させるため多くの人を送るが彼らに経験も話してやり、講習も行うべきだと語った。

自分の力を信じて大胆に立ち上がったこの工場の労働者の闘いぶりから、そして彼らが造った旋盤から機械製作工業を集団的運動によって発展させられる新芽を発見した主席であった。

1台や2台の工作機械が子を生んで職場を構成し、職場はさらに工場に拡張され、工場はまた新しい工場を生んだ工作機械子生み運動はこのように、金日成主席の指導の下で専門の機械工場でもない小さな工場から始まった。---

www.kcna.kp (2025.04.08.)