【平壌5月9日発朝鮮中央通信】朝鮮民主主義人民共和国に反対する核戦争を既定事実とし、極度の冒険的な核戦争シナリオを公開したのについで、朝鮮半島と周辺地域で核作戦演習を連鎖的に繰り広げている米国と追随諸国の無謀な情勢激化行為は、わが武力に迅速な反応力としっかりした臨戦態勢を求めている。
朝鮮労働党中央委員会第8期第11回総会の精神にのっとり、全軍の圧倒的な戦争対応能力を高めるための朝鮮人民軍の各レベルの戦闘訓練が強力に実施されている中、東部前線長射程砲およびミサイル兵区分隊の戦闘力を向上させる合同打撃訓練が5月8日に行われた。
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朝鮮労働党中央委員会の指導幹部である朴正天同志、趙春龍同志、金正植同志と朝鮮民主主義人民共和国ミサイル総局の張昌河総局長、国防科学院のキム・ヨンファン院長が同行した。
訓練には、600ミリ多連装ロケット砲と戦術弾道ミサイル「火星砲―11カ」型が動員された。
訓練は、国家核兵器総合管理システムに従って、上記の砲およびミサイル攻撃システムを運用する手順に当該の各区分隊を熟達させることに目的を置いて行われた。
朝鮮民主主義人民共和国国防省のスポークスマンは今回の訓練について言いながら、敵が高調させる敏感な地域の軍事情勢の変化に対処できるわが武力の迅速な対応態勢と能力を見せる十分な行動的措置になるだろうと強調した。
訓練では、射撃に先だって「核の引き金」システムの稼働の信頼性を幾重にも点検した。
全ての区分隊を核反撃態勢へと迅速に移行させる手順と工程に熟達させるための細部訓練と、指揮官のための反撃システムの運用に関する別途の特別講習が行われた。
ついで、各火力区分隊は分担された方向および距離上の様々な敵の対象物を同時および順次に各個、または合同打撃した。
訓練の目的は達成され、任意の核危機事態に迅速に反応できる指揮および動員システムの信頼性が検証された。