農民たちの意見が重要であると言って

偉大な指導者金正日国防委員長は1999年5月のある日、明け方に江原道安辺郡のある協同農場(当時)を訪れた。

金正日国防委員長は、農場の畑のへりにずらりと並んでいるさまざまな型のトラクターを注意深くみて、発動をかけてみろと言っては各トラクターの速度と回転半径、性能と構造作用について確かめた。

わが労働者階級が自力で馬力数を高めた「チョンリマ(千里馬)」号トラクターを見て、大したものである、ないものと不足するものが多く、困難な時に立派に作ったと喜んだ。

トラクターの作業の様子を見ていた金正日国防委員長は、農民たちにあのトラクターを全て見せたか、農民たちがどれを好むかと誰となく尋ねた。

幹部たちの答えを聞いた金正日国防委員長は、農作業を一番よく知るのも農民であり、機械を扱う人も農民であるから農民たちの意見が重要であると特別に強調した。

金正日国防委員長の教えには、どんな型のトラクターを作るかを決定する絶対的な権限は農民たちにあるという意が盛り込まれていた。---

www.kcna.kp (2025.07.01.)