朝鮮中央通信社論評 自滅を早める日本の歴史歪曲策動

【平壌6月13日発朝鮮中央通信】最近、一層悪辣(あくらつ)になる日本の歴史歪曲策動が周辺諸国を憤激させている。

報道によると、日本が2026年内に長崎原爆資料館の展示板を更新し、南京大虐殺に関する展示板の文で「大虐殺」を消し、「南京事件」に直そうとしているという。

南京大虐殺について言うなら、中国を侵略した日本軍が1937年12月から1938年1月まで同地域で30万人以上を虐殺した歯ぎしりする蛮行で、20世紀の最大の惨劇として世人に深く認識されている。

日本の侵略犯罪を裁いた「極東国際軍事裁判所の判決文」も、南京での蛮行を「大虐殺」と規定し、国連教育科学文化機関(ユネスコ=UNESCO)はこれを世界記録遺産に登録した。

日本が絶対に覆い隠すことも、歪曲することもできないこのような甚だしい過去の犯罪を平凡な日々にあったなんでもない「事件」の一つのようにうやむやにしようと狂奔している事実は、新軍国主義者の歴史歪曲策動がどの域に至ったのかを物語っている。

周知のごとく、日帝は植民地支配の期間、朝鮮でだけでも100余万人を虐殺し、840万人余りの青壮年を強制的に連行して侵略の戦場と苦役場に駆り出した。

特に、20万人の朝鮮女性を拉致、連行して日本軍性奴隷として引きずり回した罪悪は、どの戦争史にも類のない特大型国家犯罪である。

しかし、日本の政客は現実を覆い隠すために久しい前から「新しい歴史教科書をつくる会」なるものまでぬけぬけと作り上げて歴史を歪曲している。

はては、侵略史を事実通りに教えるのは「自虐史観」と言って「強制徴集」「日本軍慰安婦」をはじめ、過去の犯罪を指摘する表現を「適切でない」叙述と認める閣議決定を採択した。

これによって現在、日本の校庭で取り扱われる教科書にはわが国と周辺諸国で占領期間、日本軍が働いた大虐殺蛮行と死者数に対する言及が消え去り、性奴隷被害者が「売春婦」「金儲けのための志願奉仕者」と冒瀆(ぼうとく)されている。

また、過去、アジア諸国に対する侵略が「アジア解放」という詭弁に変わり、教科書で「侵略」という表現が漸次的に希釈され始め、こんにちは「侵略」という文句自体が完全に消された。

朝鮮人民とアジアの隣国に癒えない痛い傷を残した日本の侵略犯罪の行跡が今、各面でこのように歪曲されている。

それでは、日本政府が絶対に覆い隠せない歴史の真実を歪曲しようとあれほど暴威を振るう目的が単に、自分らの過去の罪悪を否定し、謝罪と清算を回避するためであるとのみ見るべきか。

そうではない。

現在、日本の「自衛隊」武力は海外侵略の全ての準備を事実上完了し、「外部からの脅威」を高唱して地域で最も危険な侵略勢力として浮上している。

日本によってアジア太平洋地域には、直ちに戦争が勃発しても変に思われない非常事態が生じている。

このような時期に、日本にとって何よりも重要なのは、新世代を戦争の直接的担当者、遂行者として徹底的に準備させることである。

日本が展示館と校庭を通じた誤った史観の注入に執着する理由が、まさにここにある。

日本は、歴史歪曲策動が悪辣になるほど、それは自滅を早める結果だけを招くということを銘記すべきである。---

www.kcna.kp (2026.06.13.)